脂肪肝を改善するサプリはこれ

脂肪肝とその改善法

 

肝臓に脂肪がたまると、脂肪肝という病気になります。肝臓では脂肪酸のみならず、ブドウ糖やアルコールからも脂肪を合成しているので、脂肪の多い食事だけでなく、肥満や糖尿病、お酒の飲みすぎなども脂肪肝の原因となります。しかし、これらは生活習慣を変えれば改善することができます。

 

まず、摂取エネルギーを制限して、理想的な標準体重を手に入れましょう。エネルギー量の目安は、標準体重(身長m×身長m×22)×25kcal/日です。

 

そして、糖類を多く含むお菓子やジュース、くだものなどは避け、穀類も太らない程度に摂るようにします。油の使用も制限します。1日の摂取量は植物性の油・大さじ1杯程度にしましょう。ただし、制限しすぎても必須脂肪酸が欠乏してしまいますので、適度なバランスを意識してください。

 

たんぱく質は、摂りすぎても不足しすぎても病気を悪化させます。卵なら1個、豆腐なら1/3丁、乳製品なら200gなど、良質なものを、適量摂取することが大切です。野菜や海藻、きのこ類などの食物繊維の多い食品は、エネルギーの過剰摂取を防いでくれるので、積極的にとりましょう。

 

また、アルコールは肝臓に負担がかかるうえに、脂肪を合成しやすいので、禁酒を心がけましょう。もし飲む場合は飲酒料を日本酒なら一合以下にし、ゆっくりと1〜2種類のものを、肉や魚介類や乳製品などの肴とともに飲み、必ず週に2日〜3日の休刊日をもうけるようにしましょう。

 

脂肪肝にならない為のセルフチェック

 

食生活の乱れや加齢に伴う身体機能の低下により、男女とも40代を境に脂肪肝になる確率が増えています。自覚症状がないので、自分で率先して脂肪肝にならない環境を作り、定期的に検査を受けることが大切です。

 

コレステロールで脂肪肝の危険性を察知する注意信号数値
LDLコレステロール 140r/dl以上
HDLコレステロール  40r/dl未満

 

コレステロール値チェックリスト(40歳代以上で一つでも該当すれば注意)
@ 体重が標準体重の20%を超えている。
A 食事は肉や乳製品が多く、野菜はあまり食べない。
B 運動習慣がなく、生活面で目的地まで歩く程度に留まっている。
C 揚げ物をかなりの頻度で食べている。
D 毎晩アルコールを多く飲んでいる。
E 魚よりも肉派である。

 

脂肪肝の対策としては、まずは運動です。運動によって筋肉がつけば、基礎代謝があがります。それによって、消化されずに溜まってしまった脂肪が燃焼されていきます。無理のない有酸素運動(ウォーキングなど)や、ストレッチからはじめるとよいでしょう。

 

そして食生活を改善します。脂質の過剰摂取とカロリー過多が脂肪肝の主たる原因です。目標摂取カロリーを決めたら、低脂肪の食品や、食物線維を含む野菜をたっぷり摂るようにして3食のカロリーを抑えましょう。

 

LDLコレステロールの合成を阻害するスタチンやモナコリン−Kを含む食品もお勧めです。また、アルコールを控え、1日2Lのミネラルウォーターで体内の老廃物をスッキリ排出させましょう。コレステロールが溜まるのを防げます。

 

脂肪肝の原因とは

 

脂肪肝を改善するために必要なのは、なぜ自分が脂肪肝になったのかをはっきりさせることです。脂肪肝には幾つかの種類があり、それぞれに原因も対処法も異なっているからです。

 

ひとつ目は、過栄養脂肪肝です。これは文字通り、カロリー過多が原因になります。食習慣が欧米化して、ファストフードや、脂っこいもの、甘いものを口にする機会が多くなり、カロリーがすぐにオーバーしてしまうようになりました。

 

そのため、肝臓が脂肪を処理しきれなくなり肝細胞に脂肪が付着して脂肪肝を引き起こしてしまうのです。

 

ふたつ目はアルコール性脂肪肝です。
肝臓には主な働きがふたつあります。ひとつはアルコールを分解すること、もうひとつは脂肪を体になじむよう作り変えることです。しかし、体内にアルコールが大量に取り込まれると、肝臓はアルコールの分解に追われて、脂肪の処理が間に合わなくなってしまいます。その結果、処理しきれなかった脂肪が肝臓に蓄積され、脂肪肝になるのです。

 

上記以外にも、薬剤性肝障害による脂肪肝や、ダイエットや拒食症のために肝臓に負担がかかり、脂肪肝を引き起こすケースがあります。

 

いずれにしても脂肪肝はそのまま放置してはいけません。肝硬変になったり肝臓がんに発展してしまうこともあるからです。脂肪肝と診断、あるいはその疑いがあると診断されたら、まずは原因と、どの脂肪肝なのかを知り、それに合わせた治療法をもとに、生活習慣をあらためていきましょう。